植物の写真を撮っていて、
あ、この花に呼ばれてる。
この枝に呼ばれてる、って、聞こえてくることがある。
もちろん、そんな気がする、だけなんやけど
この南京はぜは、
ひさしぶりにわたしを呼んでくれました。
新しいスタジオに移転して
はじめての植物撮影。
漆喰の壁の前に
うかびあがるその姿は
本当に、
この世のものとは思えない美しさで
わたしの心を奪っていきました。
秋月雅は、どんな風に写真を撮ってるの?
見てみたい、と
最近よく言われますが
普通です。
なんにも考えずに、
目の前のものに夢中になって
シャッターボタンを押してるだけです。
何も考えたくなくて
この世のめんどくさいことから逃げたくて
感じることがつらくて
花の写真を撮っていた時期のことを
思い出してた。
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